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9.6放送 お酒と音楽にまつわるお話。日本酒は音楽と密接に関係していた?

今回の放送は日本酒を語るチームの”ほっぺ”さん、”雨衣子”さんです。

この守口、FMハナコからラジオを通じて日本酒について語っている番組ですが、そもそも音楽と日本酒ってどうなの?関係あるの?ということで音楽と日本酒の関係について第二弾~酒造り唄~ということでお送りいたします。

また今回、放送でご紹介された曲についてですが、Aki-Ra Sunset(アキーラサンセット)さんをご紹介していただきました。

 

アーティスト:Aki-Ra Sunset(アキーラサンセット)

前回ご紹介したアキーラサンライズさんの別名義。

乃木坂46や剛力彩芽に楽曲提供している「アキラサンセット」さんとは別人。
アキーラサンライズ

京都出身。京都在住。

国内外さまざまな場所で大活躍する音楽家。

ジャンベやディジュリドゥ等さまざまな土地の民族楽器や、ハングドラムといった新しい楽器、はては自作の楽器も取り入れて演奏を行う。

音の持つ波動は人や空間を整える事ができるという考えをもとに、楽器をチューニングするのと同じように聴く人をチューニングし、その人らしさを引き出すライブやワークショップを展開。

曲:Orange Cosmos

アキーラさんの最新アルバム(アキーラサンセット名義では初)「soLaRsis-ソラシス-」に収録されている1曲。
「soLaRsis」とは、soul・oasis・play・pray・solarを含んだ造語だそうです。
「魂のオアシス。遊ぶことは祈ること。」というキャッチコピーのこのアルバムはこれまでのアキーラサンライズさんとしての癒しの音楽に「上がる」「踊れる」要素が加わりました。

さまざまな民族楽器と、アキーラさんの自作楽器であるハドウラムをフューチャーし、電子音をミックスした踊れるオーガニックスペースミュージックCDです。
エネルギーを「受ける」というより聴き手も共に「練り上げる」印象の曲です。

昔の酒づくりは常に歌声と共にあった!「酒造り唄」

日本酒にこだわらなければ、イメージとしてはロックとお酒なんかというのはよく表現されていますが、お酒と音楽ということについて”ほっぺ”さんが色々と調べてくださったのでご紹介しますね。

日本には昔から「仕事歌」というものがあったようで「酒造り唄」は、酒造りの工程の中で、蔵人達によって作業しながら歌われる、日本の代表的な仕事歌なんだそうで蔵人達の間では「酒屋唄」とも呼ばれ、昭和30年頃まで、日本各地の酒蔵で歌われてきているようです。

酒造りには「唄半給金」という言葉があり、「酒造りの給金の半分は唄の為」というように、酒造りの工程の中で唄と歌う事がとても重要であったことが分かります。

 

◆なぜ蔵人は歌ったのか?

1)時計のない時代、唄を歌うことによって時間を測った(モトすり唄、二番櫂など)とくに攪拌回数や時間の確認に役に立った。

東海道の宿場を順番に詠み込んだ歌詞や中仙道の 宿場町を詠み込んだ歌詞が伝えられていて、「今日は東海道のどこどこまで」という杜氏の指示によって、攪拌時間が決められた。

2)集団作業を揃えるために、唄は有効に機能した(米洗唄、モトすり唄、仕込み唄、三ころなど)

攪拌の精度を高めたり、米の磨ぎ具合を揃えるために動きを揃えることが重要で、唄が動きを揃えるのにとても役に立った。

3)唄の歌い方で仕事の精度を判断することができる(洗場唄、桶洗唄など)

歌い方によって、身体の力がうまく入ったり入らなかったりする。

力強く歌っている時には桶も良く洗えている、と判断できる。

4)寒く眠く辛い作業を紛らわし、気持ちに張りを持たせる為(洗場唄、桶洗唄)

酒造りは過酷な作業。

蔵人は厳寒の中、酵母を扱うので寝る間もなく、更に手を切るような水の冷たさとの闘いに加え、熱湯で大火傷する事もありました。そのために歌を歌われていたそうです。

5)水や湯の桶数、蒸し米の桶数を数える為(数番唄)

6)作業のほっとする時間の娯楽の為(モトすり唄など)

 

◆酒造り唄の特徴

1)音痴でもいい

酒屋唄は、旋律優先ではなく遠くまで届かせるための声量、動きの一致のための拍子が優先される唄であるから、旋律の少しのずれは何ら支障がないようです。また歌う人によって同じ歌でも旋律が違っていることもあるようなんですが、そもそも旋律的でない唄も多いようです。

2)拍子も独特

もと摺りの作業などではとろとろした酒の酛に長い櫂棒を差し入れるので、引っ張り上げる時はかなり力が必要。

だから、3拍目と4拍目の間は拍子が伸びることになるそうで仕事の経験がなく唄だけを習った蔵人の唄には、この拍の伸縮がない。

3)歌うたびに歌詞が変わってもいい

「寒い」「眠い」「辛い」酒造業の世界。

時には,眠気が生死に影響することもある男社会の蔵の中。ですのでいつも体裁の良い歌詞ばかり歌っていられないということで、卑猥な歌詞もあるし、こっけいな歌詞もあるようです。

4)先導役がまず歌い出し、その後に他の人が付いて行く歌い方をする。

音頭一同形式と言われるこの方法、日本音楽すべてに共通するそうです。

また先導役は基本リーダー的存在がしますので仕事の始まりも終りも、音頭役の指示によって決められるそうです。例えばですが「ここらでチョイト」「長煙草」とか休憩を表わす歌詞を挿入すると、この歌詞が唄とともに仕事を終止へと導く役割を果しているんです。

 

◆今も酒造り唄を歌う酒造「寺田本家」

前回の放送でもお伝えした「寺田本家」という酒蔵では、現在も酒造り唄を歌いながら作業を行っているようです。

昔から伝わる「和醸良酒」という言葉:「和をなす=皆が仲良くする事で良いお酒が生まれる」

現当主の寺田優(てらだまさる)さんによると、皆が楽しく作業していると、菌がそれに響き合うかのようにブクブク元気に発酵してくれるそう。お互いに心地よく作業出来る環境を作っていくことが良いお酒を作る上で大切なんだとか。

◆9/9(重陽の節句) 寺田本家蔵出し

寺田本家の代表銘柄である「香取」「五人娘」

冬に仕込み、夏の間ゆっくりと熟成させて、酸味・旨みにまるみがでてバランスの取れた味わいとなった秋に初めて蔵出しする。その蔵出しの日が毎年9/9重要の節句=菊の節句。

1月7日の人日の節句(七草粥)、

3月3日の上巳の節句(桃の節句/雛祭り)、

5月5日の端午の節句(菖蒲)、

7月7日の七夕の節句(笹)、

そして9月9日の重陽の節句を合わせて五節句という。江戸時代に定められた式日(今でいう祝日)。
※古来より、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まり。めでたい反面悪いことにも転じやすいと考え、お祝いとともに厄祓いもしていた。中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事を行ってきた。
しかし、実は大阪で購入できる店舗(特約店)がない!
9/9の蔵出しに向けて、現在寺田本家では予約注文を受付中。

気になる方は寺田本家HPをチェック!
寺田本家

〒289-0221

千葉県香取郡神崎町(こうざきまち)神崎本宿1964

TEL0478-72-2221  FAX0478-72-3828
HP http://www.teradahonke.co.jp/

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